境界を越える幸せ

21世紀社会デザイン研究科 立花ゼミ 平和教育班 ハンドルネーム:中岡ともの のブログ
境界を越える幸せ TOP  >  2010年09月

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アウシュビッツ 2日目 3 記憶の刻み方

第1収容所では、消化不良の立花先生の興味にあわせて見学をしました。

とくに各国の展示は、通常はツアーで案内しない場所で
ガイドのモニカさんもあまり入ったことはないといっていました。

けれども、ポーランドやソ連の展示館を、ポーランド人のモニカさんと回れたのはいろいろ話が聞けてよかったと思います。

ポーランドって本当に大変な国です。
しょっちゅう各国から侵略されて、なくなって、でもまた復活して。
だからとってもたくましい民族なのかもしれません。

正直な話、アウシュビッツではあまり誰かを離れないようにしていました。
理由は・・・1人で展示室にいたくないから・・・
絞首刑になっている写真や、死体の山の写真と向き合うには正直、精神的につらかったです。
最近あったつらい経験と重ねあわせてしまうのもあるかもしれません。

その中で心に残っている写真があります。
雪の上でバラックの前で息絶えている黒い亡骸の写真。

アウシュビッツが解放されたのは雪の日だったそうです。

おそらくはの想像ですが、、、
アウシュビッツ第一の解放時の映画は収容者が鍵が開くのをいまかいまかと待っている喜びに満ちた姿が描かれますが、(プロパガンダかもしれませんが・・・)
殺人工場と呼ばれたビルケナウは、栄養状態も悪いし、ドイツ兵が逃げ、死の行進にも連行されず現地に残された人は体も衰弱していたはずなので、相当の死者がいたと思います。

最初に解放されたときは雪が積もっていて、死者もぽつぽつしか見えなかったのが、雪がとけるにしたがって、だんだんあらわになる亡骸の山。。。当然水分をふくんでいるので、死臭や腐敗も進んでいる

それが、映画「夜と霧」にでてくるブルドーザーで処理される死体の山につながるのではないかと思うと、想像を絶します・・・

外は雨になっていました。
ビルケナウが10年間、曇り空の重苦しい雰囲気で私の記憶に残っていたように、
この写真は、雨が降るくらい夕方の空と薄暗い展示室のイメージとあわさって、
私の記憶にまた残っていくのでしょう。
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